品証研の品質保証事業
品質保証事業
私たちは航空宇宙機器の品質保証を担う専門集団として昭和63年(1988年)に設立し、航空宇宙産業発展の一翼を担い、着実に成長してきました。専門教育を受けた検査員が三菱重工業様ほかの航空宇宙関連企業で検査員、品質保証技術者として、検査の質の向上をモットーに仕事に取り組んでいます。無限の可能性に向って、一歩ずつ確実に前進していきます。
品質保証への想い
航空宇宙機器の品質管理には様々な要求がされます。これらの要求に従い製造することで製品は「安心」「安全」で「信頼性」の高いものとなっていきます。私達、品証研はこれらの要求に合致していることを様々な手法で立証し、お客様の製造する製品に「命を与える」ことが品質保証と考えています。
Nadcap認証取得
- 航空機用部品(複合材、金属材料など)の健全性を実証するため、超音波やX線を使って部品を壊すことなく内部に有害な欠陥がないことを検査しています。これを非破壊検査と呼んでいます。
- 航空機業界では、この非破壊検査を含む特殊工程に対し審査機関の審査を受け、公的にその能力を有する会社であることを証明することができます。これをNadcap認証制度と呼んでいます。
- 当社はNadcap要求に適合したシステムを確立し、2007年2月に非破壊検査のNadcap認証(NDT)を取得しました。
JIS Q 9100 認証取得
JIS Q 9100 とは
JIS Q 9100 「品質マネジメントシステム-航空、宇宙及び防衛分野の組織に対する要求事項」は、航空宇宙関連の製造メーカーが、開発から製造・納入に至る一連の作業において、品質を第一にして管理するいわゆる品質マネジメントシステム(QMS)を構築するために必要な要求事項を定めたものです。
1990年代にISO 9000シリーズが話題となり製造業のみならず、金融/サービス業、建設業、運輸業など幅広く認証を取得されるようになりましたが、このISO 9000シリーズに航空宇宙製品に関する特別な要求を追加したものがJIS Q 9100です。
JIS Q 9100 の認証取得
品質保証を生業とする当社にとって必須と考え、2000年の7月にISO 9002の認証を取得したのに続き2003年7月にJIS Q 9100の認証を取得いたしました。
これらの理由から準備を進め、2003年7月にJIS Q 9100の認証を取得いたしました。
品質で未来社会に貢献する。